新しい記事を書く事で広告が消せます。
(きょうかえん)
今年のお正月は大雪で
特に山陰地方は大惨事だったですが、私の故郷長崎も大雪。
なので31日に帰るつもりが
「駄目!20~30センチ積もって、バス通りからチェーンなしでは上がって来れんよ!」と弟。
「えっ、そんなに!」長崎は坂の街
もちろん九州の高速もほぼ全線で通行止め。
諦めて予定を1日ずらして帰省しました。
予定がずれると、正月休みだった中華街が開いているかもしれない。
弟の店はまだ休んでいるけど皿うどんと角煮まんじゅうと食べるラー油はお持ち帰りキープしたので
久しぶりに長崎でよその中華っていうのもいいかも。
って、実はちょっと前にTVで紹介されて気になっているものがあるんです。
それが「パンメン」
弟に「なんなん?パンメンって?」
「うちでもつくるよ、それはマカナイ料理だよ。」
「えっ、それが京華園のメニューで紹介されていたよ。」
「うん、メニューとして出すのは珍しいけど、
あれは出汁スープで麺を茹でるだけの簡単なものだからマカナイ料理で食べているんだよ」
「なるほど~」じゃあ本来なら裏メニューのようなもの、これはますますどんな味なのか食べたくなります。
長崎はまだまだ年が明けても龍馬伝効果・幕末ブームはさめないですね。
どこに行っても私の母校の後輩「ましゃ」だらけです。
久しぶりの浜の町アーケード街初売りを楽しみ、中華街へ向かいます。
ダイエーの横からすぐに見えてきます。
なんともゴージャスな造り、もちろんビル丸ごと店舗。
いったい何人の客に対応できて、何人ぐらいの料理人が厨房にいるんだろう。

さすがに満席で名前と人数を聞かれて少し待ちます。
でもほんの4~5分で案内されます。
私は即、「韮パンメン」800円を注文。
妻は「焼きビーフン」、三男坊は「坦々麺」を注文している。
そしてこれが韮パンメン!

上の緑色のものは葱にみえますが、とうぜん韮です。

韮ともやしとチャーシューだけのシンプルなものです。

韮を麺に絡めて、いただきます。
麺はちゃんぽん玉で、コシがなくなるほど茹でられて、しっとりしています。
結構、塩気の効いた出汁が麺自体に浸み込んでいます。
もやしと一緒に口に運ぶと、ちょうどいい具合になります。
それに韮の風味が加わって、独特の味を出しています。
見た目はふと麺の皿うどんのようですが、油を使っていないのでまったく違うものです。
チャーシューは、ハムのようにしっかり硬めのものを使っていて、麺の軟さと対照的で
これがいい食感を出している。
シンプルだけど奥深い味わいを、美味しくいただきました。
二人も「美味しかったよ」と満足顔。
今度は是非 弟のパンメンを食べさせてもらおう。
中華街でお土産を買って、まだ雪の残る市内を抜けていざ福岡へ。
京華園
長崎県長崎市新地町9-7
TEL:095-821-1507
地図などお店の詳しい情報は「食べログ」でどうぞ
(ちゅうかりょうり かたおか)
お盆に仕事が忙しくて帰省できなかったので
先日遅めの休暇(といっても1日だけだけど)で実家に帰ってきました。
過去の記事を見てない人のために説明すると、私の実の弟がこの中華料理店をやっています。
このブログではもう2回登場してますが前回は今年の新年特別版「皿うどん」の紹介でした。
なので、今回はちゃんぽんネタです。
既にお昼ご飯に皿うどんを食べていて、夕方にはちゃんぽんを食べて帰るという
活麺野郎としては贅沢このうえないスケジュールなのです。
妻は味噌ちゃんぽんを、私は特製ちゃんぽん(900円)を注文。
そう味噌ちゃんぽんも根強い人気で美味しいのを妻は知っている。
これが特製ちゃんぽん
見た目もきれいでしょ!

普通のちゃんぽん(700円)との違いは、具がちょっと贅沢。
コーン・海老などが加わりイカはゲソでなく身のほうになります。
いつものようにレンゲでスープを啜ります。
「うーん、これだ~この味!久しぶりだあ~」
あっさりしているのに、具材から出るコクのあるスープ。
ラードの配分が絶妙で、しつこくなく塩分も抑えているので魚介類・野菜類の旨味を引き立てています。

さあ、野菜といっしょに麺をいただきます。
しゃきしゃきの新鮮野菜にシコシコの麺が絡んで、口の中いっぱいに旨さが広がります。
「あー、幸せだ~」
あっという間に、ガツガツと完食です。
これだから長崎のブログネタは、まだここ1軒しかないんだよね。
美味しいからしょうがないけど・・・。
でも、今度は弟の紹介する麺類屋という企画もアリかなあ~。
ところで、突然ですが告知です。
今ブームの「食べるラー油」弟が造っちゃいました!

といってももう3ヶ月も前からお店で出しているんだけど、
これがまた、大変評判が良くて連日完売しています。
私も既に虜になってしまい、何のおかずでもこれなしでは物足りなくなってしまうほどです。
本当に何にでも合います。そのままご飯にかけてもグーです。
菜種油をベースにしているのでサラッとしていてヘルシーです。
私がはまっている食べ方を紹介すると
1.【冷奴】豆腐に普通にネギ・鰹節をかけてこのラー油と醤油を混ぜたものをかけて食べます。
2.【卵かけご飯】あったかご飯に卵を落として醤油・ラー油を適当に入れます。
最近発見したんですがコーンを塩コショウで炒めたものをこのご飯にまぶしてください・・・最高です。
3.【野菜サラダ】ポン酢・マヨネーズとラー油を混ぜます。特製中華ドレッシングの出来上がり。
そして本人・弟がお店のコース前菜で出しているのが、
【牛肉のたたき】たたきをラー油にまぶし、それに岩塩をパラッとかけて食べる。
簡単なのに非常に肉の旨味を引き立てて、お客さんに大好評らしい。
ラー油の具材は菜種油をベースにフライドされた「ガーリック・しょうが・玉葱・長葱・うこん・黒糖・乾燥ゆず・干し網・一味・中国唐辛子・白胡麻・黒胡麻・ごま油」そして中華ならではの五香(うーしゃん)が入る。
これを何時間もかけて仕込み1日寝かせて仕上げている。
そんなに手間をかけているのに値段は420円(税込み・90グラム入)とは、欲の無い男だ。
今、デパート・スーパー・コンビニでも700~800円くらいで売られているのに。
ただ、残念な事に保健所さんの規定によりラベルの作成(賞味期限等の表示)をまだやっていないので
現段階では通販・流通ができないのです。
店頭での販売だけがOKなんです。
お店のテーブルに置いてあるので、食べに来られた方は実食されて納得して買っていくそうです。
大量に買いたい方は前もって在庫確認電話をしてください。
私も10個前日に頼んでおいたんです。兄弟のよしみで安くしてもらったんだけど・・ラッキー!
さあ、お腹もいっぱいになってラー油のお土産もって福岡へ帰ります。
お世話になりました~、また来ます。
土日ETCで、高速は片道1000円だし、長崎バイパスは無料で、交通費が安く済みました。
中華料理 かたおか
長崎県長崎市西山台1-23-25
TEL:095-848-8171
その他いろんな情報お店のホームページでチェック!
中華料理かたおか (中華料理 / 岩屋橋駅、長崎大学前駅、浦上車庫前駅)
中華料理 かたおか
(ちゅうかりょうり かたおか)
帰ってきました故郷へ。
食べてきました故郷の味。
第1回のブログでも紹介しているんですが、写真掲載が無いままになっていましたので、
新年特別版として、再度掲載です。
大晦日から全国的な寒波で大荒れの天気。
福岡から長崎と近距離ではありますが、高速道路情報が気になります。
交通情報センターによると長崎道-嬉野ICからの一部が調整中?
なに?調整中って?でも、行くっきゃない。 しゅっぱーつ!
おお~!鳥栖ジャンクションあたりは一面真っ白。
ここは別世界だなあ。
この先、大丈夫かな?でも電光掲示板には何の規制も出ていない。
背振山からの雪が強く降ってはいるが、道路には影響ないみたい。
走るにつれ、少しずつ雪が少なくなってきて、大きな渋滞もなく無事到着しました。

実は毎年、大晦日はもう正月休みに入っていて、通常営業はやっていません。
この日は特別に私の無理難題をきいてもらって、麺を予約・キープしてもらい、
皿うどん5人前を作ってもらいました。 ごめんね、昨日大掃除も終わっているのに。
でも、私が「ここの皿うどんを食べないと里帰りの意味がないんだ!」の言葉に承諾してくれたのです。
そして、すぐに「お待たせー」
出ました~!この大きさ!
皿の直径は40センチはあります。
アンは、かけるとパリパリ麺が柔らかくなるので別どんぶりできます。

卵は大きさを比較するために置いています。
上からだと平面的で判りづらいですね。では、

高さ15センチくらい、茹でたもやしがのっています。
そして、

熱々のとろとろアンがピカピカ光っています。
黒く見えるのは牡蠣。
これを麺にかけると、

もちろん、これだけの量なので普通は一気にかけないで取り皿に麺とアンを好きなだけ取って食べます。
でも撮影用にダイナミックにかけてみました。 すごい迫力!
写真撮影の間、家族が箸を持った状態で、お預けをくらっています。
ねえ、ま~だ~っ!
うん、ごめんネ、ごめんネェ~! もうワンショット!
わあ~!もう我慢できない!
手が出ます。

おーっと、ソースを忘れるところだった。
長崎の皿うどんの味付けは、ソースをかけて食べることを前提に味付けがされている。
このソースは「金蝶ソース」といい、一度廃盤になったものの、長崎の「チョーコー醤油㈱」が市内の中華料理人達の熱い要望を受け、復活させたものらしい。
さあ、チョッピリかけて、いただきまーす!
パクッ!サクサクッ
う~ん、久しぶり。
これ、この味。この食感。
そう、この時期(冬季)は小さな牡蠣がたくさん入っています。
ぷりぷりしていて美味しい。
これで今年も思い残すことなく年が越せるよ。
そして、この皿うどんに、ご飯類といえばチャーハンも美味しいんですが、
今日は特別、なんと角煮まんじゅうを一緒にいただきます。
この角煮まんじゅうは、店ではコース料理にしか出てきませんが、この大晦日には日頃お世話になっている方に
1年間の感謝をこめて、配ってまわるそうで、その豚バラの量なんと約20キロ!
まんじゅうの数150個分を作ったそうです。
仕込みから軽く5時間かかります。すごく手間をかけています。手をかければかけるほど美味しくなるそうです。

このお皿で20個分ぐらいかな。
これをひとつ摘んで、まんじゅう生地に挟みます。
茹でほうれん草も挟みます。

角煮がデカすぎて、そうとうはみ出している。
こちらもいただきます。
がぶっ! 口を思いっきり開いてかぶりつきます。
うまい! 八角・ニッキ・山椒の香りが口いっぱいに広がって、甘辛の豚の脂身のとろとろ感がたまらない!
あ~、幸せ!
皿うどんと角煮まんじゅうを交互に忙しく口に運ぶ。
おーい、お酒!
そして美味しい料理にはおいしいお酒。
年越しモードスイッチが入ってしまった活麺野郎。
さあ、「紅白」か「ガキの使い」どちらを見よう。
紅白で、福山雅治が長崎から生中継だった。
「料亭 花月」と「グラバー邸」から・・・すごい雪が降っていた。
2010年は「NHK大河ドラマ 龍馬伝」にあやかり、全国でいろんなイベントが目白押し。
長崎は福山雅治の出身地とあって、盛り上がりもひときわ。
たくさんの人が長崎を訪れて、もっともっと皿うどん・ちゃんぽんを堪能していただきたい。
弟には、本当に感謝です。
いつも裏切らない、この味をありがとう!
新年の営業は1月4日からですが、
また1年、頑張ってこの味を作り続けてほしい。
中華料理 かたおか
長崎県長崎市西山台1-23-25
TEL:095-848-8171
お店のホームページで詳細チェック!
記念すべき最初に紹介する店がここです。
どうしてもここからスタートしないといけない理由があるのです。
それは、ここは私の実弟の店だからです。
「わー!なんだ!宣伝かよ!」って声が聞こえてきそうですが、まあいわば私の美味しい美味しくないの原点(基準点)がここにあるようなもので、ここを語らないと先に進めないのです。
とは言っても、ここの皿うどん・ちゃんぽんはかなりハードルが高くなってしまいます。
ひいき目抜きにしても、自信を持って「美味しいから食べに行ってください」と言えます。
長崎の皿うどんと言えば、パリパリ細めんの揚げ麺の上にトロトロのあんがかかったものです。
有名なところでは中華街の江山楼(こうざんろう)さん、グラバー園下の四海楼(しかいろう)さんなど観光客で大変賑わっていますが、そこのものとは比較にならないほど美味しいです。
(すみません、あくまで私個人の感想ですので・・・)
アクセスは長崎駅からだと車で20分くらいで、穴場というより山場なので車じゃない方はバスしかないのでチョット遠いです。そのかわり広い駐車場があり、よくタクシーがとまっているのを見ます。
写真アップできなくてすみません。今度帰省の際に撮って来ます。
それまで、詳しくは「中華料理 かたおか」ホームページをごらん下さい。
ああ、また食べたくなってきた~。
でも、細めんパリパリの美味しい店は長崎にしか無いんですよネ。